100キロウォークの話でも④東京エクストリームウォーク_夜の部編


こんにちは、金魚🐟です。


100キロウォーク話も4つ目になりました!


第3チェックポイント
「横浜市児童遊園地(横浜市)」
関門時間21時30分。関門時間の一番の難所です。

スタートから54キロ地点

これがギリギリでした。おそらく15分前ぐらいに到着できました。


時刻はすっかり夜です。

そして第2、第3と関門時間があったのでそれでも時間を目標にできました。


無事に時間内についたことに安堵です笑!



この時点で足はボロボロです。

長距離を歩きなれてないので足やリュックがすれて肩も痛くなります。
インナーもすれて赤くなってました。


そしてリタイアする人も出てきます。

リタイアには連絡が必要です。
チェックポイントならその場で申告し、途中なら電話かスマートフォンから申告もできます。

ちなみに荷物をスタート時点で預けた人は宅急便で自宅住所まで送ってくれます。
(着払いです。)




このあたりからきつかったんです。

明るく、体力もあり、周りも沢山一緒に歩いている状態では自分を支えてくれるものが沢山あって
何とかなるんです。


暗く、体力も無く、体も痛い、目標とすべき時間も無くなりました。



歩き続けるだけ。



個での戦いになります。
関門時間も次は86キロまで気にしなくて大丈夫ですし、
一番きつい関門時間は第3CPだったのでそれはもう心配ないです。


これが半分、今歩いてきた道のりと同じ距離をこれから歩くのです。


電車が動いている時間帯は精神的にとてもつらかったです。


今リタイアすれば、今日家に帰れる。
この時間を逃したら歩くしかなくなる。



100キロ歩くんだから覚悟が必要なのは当たり前だろー!と確かにこれを書いていて感じるのですが

実際にその50キロ、70キロと歩くと


もっと静かで淡々と自分に向き合うことになります。


戦いではないです!



何と言ったらいいのか難しいのですが、

自分に寄り添って一緒に進むんです。

自分も味方で、スタッフさんも味方で、周りの人も一緒に頑張って歩く味方で、
環境も歩きやすくなります。

いつもは大変なことがあっても笑ってごまかして、直視しないようにできますが、

その体力もなくなるのでその自分を取り繕えなくなります。


そんな状況下でいろんなことを考えます。


人生を考えたり、自分のことを振り返ったり、

そう考え、感じる人がいるのもよくわかります。

私の場合は、自分の真価が問われてる、と考えていました。

私はこの状況下で感じたことは「試されている」です。

50キロを超えてから体の歩いている中ずっと感じていました。



感情は泥沼で相当かっこ悪いです。

辛い、痛い、苦しいをループして
それでも進む自分に感動して泣くんです。
この状態が30キロもあるのか、、絶望


の繰り返しです。




歩けないほど足は痛くなり、強烈な眠気も出てきます。
私はレッドブル計3本買って飲んでました。トイレ近くなるので嫌なのですが眠気のほうがきついです。

🐟「がんばろ、がんばろ」



どんな形であろうとこの道を歩く人は自分と向き合うことになります。


こんなこと外では言いません笑!
恥ずかしいですし!!!
イタイ人ですよ!!!



Q.夜歩くってどんな感じだった?
🐟「大変だったけど何とかなった!」


こんな風にしか言いませんし、聞かれてもごまかします。

でもせっかく自分のブログなので思いのたけ、率直に表現します。



自分の言葉にするとこんな感覚です。
「試されている」





受付でバッチをもらえるんですよ!
ヘッドセットが必須の持ち物なので、


前の人たちのリュックについた小さな明かりを目指して道を見失わないようにするんです。

あの光は自分の為じゃなくて、後続の為のライトなんです。


本当にまっすくな道で街頭も無くて道があっているのかもわからない状態で
前の光は本当に私の助けになります。


同じペースでしか歩けないので、前の人を抜かすことはないです。




何キロ地点だったか、電車がなくなり、それでも歩き続け、ゴールの時間を計算し始め

リタイヤすることを捨て、自分が最後まで歩き切ることを確信したときは

また1人で泣きました。



あとはゴール目指して歩くだけ!!

続きます!!


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